エサが汚れてしまった場合の対応は?
現代のカブトムシの飼育では、昆虫ゼリーが一般的なエサとして用いられますが、時にはマットの粒子が付着して汚れて見えることがあります。
エサが本来置かれるべき場所から落ちてしまうことも珍しくありません。
エサの見た目が汚れていると、新しいものに取り替えたくなる気持ちもわかりますが、まだ大量に残っている場合は、そのままでも問題ありません。
しかし、エサがほんの少ししか残っていない場合は、すぐになくなるでしょうから、新しいものに交換することをお勧めします。
マット自体がカブトムシに有害なわけではなく、マットが付着した状態でも彼らはゼリーをしっかりと摂取しますので、過度に心配する必要はないでしょう。
エサを与える最適なタイミングはいつなのか?
カブトムシへのエサやりの最良のタイミングはいつでしょうか?
それは、朝になります。正確にはいつでも構いませんが、カブトムシやクワガタムシは夜行性の傾向があり、夜間に活動的になることが多いです。
彼らがエサを摂るのも夜に集中していることが多いですが、昼間に食事している様子も観察されます。それでも、夜の時間帯が彼らにとっての食事タイムのピークです。
朝に虫かごをチェックすると、エサがほとんどなくなっていることがわかります。新鮮なエサを朝に提供すれば、彼らは昼間も夜も食事を楽しむことができます。
ですから、エサを補充するのに最適なのは朝の時間帯と言えるでしょう!
まとめ
この記事では、カブトムシに与えるエサの適切な量と頻度についてご紹介しました。
カブトムシはその大きな体躯に見合った量のエサを摂取します。飼っている個体数だけの昆虫ゼリーを夜に与えると、翌朝にはすべて食べ尽くされていることが多いです。
試しに個体数の倍のゼリーを与えてみたところ、予想通り全ては食べきれずに残ることがありました。つまり、飼育しているカブトムシの数だけのゼリーを用意すれば十分な量になります。
しかし、例えば2匹のカブトムシを飼育している場合、1ヶ月で60個の昆虫ゼリーが必要になる計算です。予算に限りがある方には、コストパフォーマンスに優れたダイソーの昆虫ゼリーがおすすめです。ただし、9月以降は在庫が減少する傾向にあるため、見かけた際には多めに購入しておくと良いでしょう。
繁殖を考えている方には、より栄養価の高いゼリーを選ぶことを推奨します。産卵はカブトムシにとって多大なエネルギーを要するため、産卵前後は特に栄養が必要になります。コストはかかりますが、質の良いゼリーを提供して、健康な卵を産んでもらい、できるだけ長く生きてもらうことが望ましいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。この記事が皆様のカブトムシ飼育のお役に立てば幸いです。また、カブトムシやクワガタの飼育、ダイソーの商品に関する内容も取り扱っておりますので、興味があればそちらの記事もご覧ください。