寒露(かんろ)
寒露は白露の時期に続き、露がより冷たく感じられる季節を指します。
この時期になると、農家では収穫の準備が進み、山々では紅葉が始まります。
2012年から2047年の間、寒露は毎年10月8日に訪れます。
霜降(そうこう)
霜降は秋の最終節気で、朝晩の冷え込みが強まり、初霜の便りが聞こえ始める時期です。
この時期は、地域によっては冬支度を始めることもあります。
1996年から2027年の間、霜降は閏年の前年には10月24日、それ以外の年には10月23日になります。
節気について
節気は、春夏秋冬の季節の移り変わりをより詳細に表しています。
春は青色、夏は朱色、秋は白色、冬は玄色(黒色)と、それぞれ季節ごとに色が象徴されています。
立秋、処暑、白露、秋分、寒露、霜降の6つの節気は、秋の進行をより具体的に感じさせ、季節の移り変わりを教えてくれるのです。
まとめ
この記事を通じて、暦上での秋の期間について概説してきました。
二十四節気を基にすると、秋は立秋から始まり、立冬の前日まで続きます。
歴史的に見ると、354日周期の太陰暦は、時間が経つにつれて月と季節のずれが顕著になってきました。
そのため、太陽の動きを基にした二十四節気が、太陰暦とは別に用いられるようになりました。
しかし、二十四節気の日付自体は、太陰暦の枠組みで定められています。
太陰暦と明治時代以降の太陽暦とでは、約1か月のずれがあります。
例えば、江戸時代の正月は現在の立春の日に相当し、立春は2月4日頃に設定されます。
現在の太陽暦では正月は1月1日ですが、太陰暦では約1か月遅れ、つまり2月4日頃になります。
したがって、秋の始まりは立秋とされますが、太陽暦を用いる現代では8月7日頃、太陰暦を用いると約1か月遅れの9月10日頃になります。
このため、8月上旬に「秋が始まった」と聞いても、感覚的には理解しにくいかもしれませんね。